芋焼酎が体に良い理由を4つご紹介!本格芋焼酎を一番おいしく飲む方法も!
芋焼酎が体に良いって聞いたことありますか?
正確に言うと、芋に限らず「本格焼酎」と呼ばれるものは体にいいらしいです。
なかでも独特の香りや味を持つ芋焼酎には体に良い効果がたくさんあることが分かったのでまとめてみました。
読み終わるころには飲みたくなっちゃうかもしれないので、芋焼酎の美味しい飲み方についてもお伝えします。
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もくじ
芋焼酎が体に良い理由を4つご紹介!
体に良い理由をご紹介するまえに、冒頭でお伝えした「本格焼酎」について。これ大事みたいなので。
本格焼酎は、製造方法によって「甲類」と「乙類」に分かれています。
本格焼酎と呼ばれるのは「乙類」の方。
何が違うのかというと、
- 甲類 → 連続式蒸留機で蒸留、アルコール度数が36度未満のもの
- 乙類 → 単式蒸留機で蒸留、アルコール度数が45度以下のもの
「甲類」は原料由来の風味や香りはほとんど残りません。無味無臭でクセがないので、レモンサワーやウーロンハイなど割りもののベースに使われることが多いです。
「乙類」は芋・麦・米などの原料の風味をしっかりと感じられるのが特徴です。ロックやストレートで味わうとより楽しめます。
芋焼酎が体に良い理由その①「リラックス効果」
芋焼酎の独特の香りの成分として、「リナロール」という成分が含まれています。
これは薔薇やラベンダーや木や木の葉など植物の香りを構成する物質で、抗不安作用や鎮静作用などがあります。
芋焼酎は香りが特徴のお酒なので、お湯割りにすると香りがふわっと広がり「リラックス効果」を感じる事が出来ます。
これは、アロマオイルでも活用できる方法なんですよ。ディフューザーがない時に使える手法です。
容器にお湯を入れてアロマオイルを数滴たらすと部屋中に香りが広って癒されます。
私はアロマ大好きなので香りにはちょっと詳しいのです。「リナロール」の香りは私の中では「森の香り」です。
だから癒されるのかぁ~と納得してしまいました。
芋焼酎が体に良い理由その②「低カロリー、プリン体・糖質ゼロ!」
お酒を飲むときの最大の心配事・・「カロリー」ですが、本格焼酎は100mlあたり146kcalと低カロリーなんです。
ちなみに甲類焼酎のカロリーは100mlあたり206kcal。さらに、ジュースで割って飲んだりすることでカロリーは高くなってしまいます。
もうひとつ気になるのは「プリン体・糖質」ですが、芋焼酎は「ゼロ」なんです。
特に男性は、プリン体を過剰摂取すると痛風になる可能性もあるので気をつけたいところです。
ビールにはプリン体が多く入っていると言われていますが、芋焼酎ならそこは気にせずお酒を楽しむことが出来ます。
芋焼酎が体に良い理由その③「血栓の予防効果」
脳梗塞や心筋梗塞など血管に血がつまる病気として怖いのが血栓症です。
血栓を溶かすためには「プラスミン」という血液内に存在する酵素の働きが必要です。
芋焼酎(本格焼酎)には「プラスミン」を増やす効果があります。
どんな酒類よりも芋焼酎(本格焼酎)は、固まった血を溶かす作用が強いことが分かっています。
なので、お酒の中でも芋焼酎を選ぶことで血栓症(心筋梗塞・脳梗塞)を予防できる確率が高くなります。
芋焼酎が体に良い理由その④「美容効果」
芋焼酎には、血液をサラサラにする酵素「ウロキナーゼ」を増やす効果があります。
血液がサラサラになることで、身体の内面からキレイになってお肌の美容効果が期待できます。
ほかにも芋焼酎にはポリフェノールの一種、抗酸化成分である「アントシアニン」が含まれています。
アントシアニンの強い抗酸化作用には「老化防止・血液サラサラ・目の健康を維持する」働きがあるので「老化防止」の効果が期待できます。
芋焼酎が体に良い理由「まとめ」
- 香りによるリラックス効果
- 血糖値の上昇を予防・痛風発症のリスクを抑える
- 血栓予防効果
- 老化防止効果
効能がおおく体に良いと言われる芋焼酎ですが、飲みすぎはダメです。肝臓に負担がかかるので、せっかくの効果も台無しになってしまいます。
なにごとも、適量があるのでそこはしっかり守りましょう。
「1日の適量は1〜2合」です。
▶父の日ギフト2022おすすめ芋焼酎!鹿児島人【厳選】5本をご紹介!
芋焼酎が体に良い!本格芋焼酎を一番おいしく飲む方法は?
芋焼酎の飲み方を4種類ご紹介します。
おすすめは地元民定番の「お湯割り」ですが、お湯割りは芋焼酎独特の香りと味を一番感じられる飲み方なので苦手な人もいるかもしれません。。。
一番おいしく飲む方法は「自分がおいしい!」と感じる飲み方です。
色々試して自分の一番ベストな飲み方を見つけてくださいね。
「ストレート」で芋焼酎を最大限に楽しむ
- グラスに焼酎だけを入れて飲むシンプルな飲み方です
- 芋焼酎独特の風味や香りを最大限に楽しむことができます
- 氷や水を足さないのでアルコール度数が高くなります
「ロック」で味変を楽しむ
- グラスに氷を入れてそこに焼酎を注ぐだけの飲み方
- 最初はストレート→氷が溶けてきたら水割りのような優しい味わい
- 常温のグラスだと氷がすぐに溶けるのでグラスも冷やしておくといいですよ
「水割り」で自分好みを楽しむ
- 水で割る飲み方
- 自分好みの濃さに調整できるので、自分のベストを見つけたいですね
- 芋焼酎独特の香りを和らげることができます
「前割り焼酎」がおすすめ!
前日~数日前に水と焼酎を混ぜておき、1日~数日冷蔵庫で寝かせることで「よりまろやかで飲みやすく」なります。
「お湯割り」で香りを楽しむ
私の地元・鹿児島では、最もポピュラーな飲み方です。焼酎と言えば必ずポットも用意します。
- お湯で割る飲み方
- どの飲み方よりも一番強く香りが引き立つ
- 独特な香りを持つ芋焼酎を楽しむならこれが一番
少し面倒ですが、水割りのときと同じように「前割り焼酎」をつくっておいて、直前に湯せんで温めるとまろやかで美味しくなりますよ。