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伊藤健太郎・映画復帰作「冬薔薇」原作は?監督と2人きりでの密談とは!?あらすじやキャストも!

映画

6月3日公開予定の「冬薔薇(ふゆそうび)」は伊藤健太郎さんの2年ぶりとなる映画復帰作です。

周知のとおり、伊藤健太郎さんは2020年10月に事故を起こし逮捕・不起訴となり芸能活動を休止していました。

2021年10月末の主演舞台「SOULFUL SOUL」で役者業に復帰。この「冬薔薇」は2年ぶりの主演映画となり、映画復帰作となります。

5月17日に行われた完成披露上映会イベントではいろいろな思いが込み上げてきたのでしょう、涙する場面もありました。

自分が悪い事をしてしまったとはいえ、ネット批判やバッシングなどの社会的制裁も十分に受けてきたと思います。

今後の活躍を楽しみにしたいですね。

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伊藤健太郎・映画復帰作「冬薔薇」の原作は?

冬薔薇の脚本は監督も務めた阪本順治さんのオリジナルです。伊藤健太郎さんのために書き下ろしました。

阪本順二監督は、この作品を伊藤健太郎さんのなかにある性質を利用して作り上げていこうと考えました。

私が気になったのは、この映画のタイトルです。なんで「冬薔薇」なんだろう・・・

このタイトルがついたのには、阪本監督のエピソードがあります。

監督がコロナ禍で偶然立ち寄った花屋で見つけた薔薇の花が、極寒の冬でも健気に花を咲かせることを知り、この物語と似た何かを感じたことがきっかけでした

この映画は伊藤健太郎さんのために書き下ろされた脚本です。何をやっても上手くいかない映画の中の主人公と、俳優としてゼロに戻り歩み始める伊藤さんがシンクロしたのではないかと思いました。

どんなに苦しく困難な状況であったとしても、やり直せる。「花は咲くんだよ」というメッセージが込められている気がします。

伊藤健太郎と監督の2人きりでの密談とは!?

阪本監督は毎回、撮影に入る前に主演級の俳優さんたちとは必ず“差しで飲む”そうです。お互い外へは出さないと約束のもと暴露ばなしをすることもあるようです。

なので、今回も脚本を書く前に伊藤さんと2時間くらいプライベートの話しをしました。

残念なことに、コロナの影響で今回はお酒抜きの会議室だったようですが・・・

伊藤さんは自分が生まれ育った環境とか、どんな友達とどういう遊びをしていたのかなど全てをさらけ出して話をしました。

監督からの質問にも偽ることなく正直に答えました。そして、監督も自分の幼い頃からの話しをたくさんきかせてくれたそうです。

お互いの内面をさらけ出すからこそ、信頼関係が生まれ、いい作品が撮れるのかもしれません。

伊藤健太郎さんと腹を割って話したことで、監督は伊藤さんの中に「心にねじれをかかえ、戸惑いのまま生きている青年」というイメージを持ちました。そのイメージがこの映画に色濃く反映されています。

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伊藤健太郎・映画復帰作「冬薔薇」のあらすじは?

 

家族、友人、そして自分自身とも向き合えずにいた。
心の欠損を抱えた「寄る辺なき者たち」が織りなす人間ドラマです。

ある港町。専門学校にも行かず、半端な不良仲間とつるみ、友人や女から金をせびってはダラダラと生きる渡口淳(伊藤健太郎)。“ロクデナシ”という言葉がよく似合う中途半端な男だ。両親の義一(小林薫)と道子(余貴美子)は埋立て用の土砂をガット船と呼ばれる船で運ぶ海運業を営むが、時代とともに仕事も減り、後継者不足に頭を悩ましながらもなんとか日々をやり過ごしていた。淳はそんな両親の仕事に興味も示さず、親子の会話もほとんどない。そんな折、淳の仲間が何者かに襲われる事件が起きる。そこに浮かび上がった犯人像は思いも寄らぬ人物のものだった……。

引用:冬薔薇公式ホームページ

阪本監督は伊藤健太郎さんの演技を「自分(監督)の思いを理解し実体験とすり合わせて演じてくれました」と絶賛しています。

私の個人的なイメージですが、伊藤健太郎さんは少しやんちゃなイメージがあるので今回演じる不良というか擦れた感じの役柄はすごく合っている気がしています。

どんな仕事が来ても精一杯の演技をされていると思いますが、今回2年ぶりの復帰作ということでご本人も並々ならぬ思いで演じたと思います。

そう考えると、私の中での期待度がグーンと上がっています。伊藤健太郎さんの本気度が・・どんなふうに演じるのか・・楽しみです。

伊藤健太郎・映画復帰作「冬薔薇」のキャストは実力派揃い!

伊藤健太郎さんは最初、台本で共演する方のお名前を見て震えたそうです。

それもそのはず、主演の伊藤健太郎さんの周りを固めるのはベテランの俳優陣が名を連ねています。このメンバーを見ただけで、ずっしり心にのしかかってくるような切ない演技が・・私の頭の中で感動が・・・渦巻いています。

こんなメンバーに囲まれて復帰作に望めたなんて、本当に幸せ者ですね。

父親役を演じる小林薫さんは「(伊藤さんの)復帰の第1作に呼ばれたっていう、その縁みたいなものを感じてとってもうれしかった」とコメントしています。

伊藤健太郎・・・渡口淳:専門学校にも通行かず他人からお金をせびり取るロクデナシ

小林薫・・・渡口義一:淳の父、ガット船「渡口丸」の船長

余貴美子・・・渡口道子:淳の母、会社の事務を取り仕切っている

真木蔵人・・・中本裕治淳の叔父:失業して「渡口丸」に雇用してもらう

永山絢斗・・・美崎輝演:淳が所属する不良グループのリーダー

毎熊克哉・・・君原玄:不良グループのメンバー

坂東龍太・・・中本貴史:淳のいとこ

河合優実・・・美崎智花:不良グループのリーダーの妹

佐久本宝・・・友利洋之:淳と同じ専門学校に通う友人

和田光沙・・・澤地多恵子:淳に好意を寄せている女性

笠松伴助・・・近藤次郎:「渡口丸」の甲板員

伊武雅刀・・・永原健三:「渡口丸」の航海

石橋蓮司・・・沖島達雄:「渡口丸」の機関長

撮影場所は横須賀で、オールロケで行われました。横須賀の美しい風景も映画に彩を添えているそうですよ。

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まとめ

6月3日公開の「冬薔薇」は、伊藤健太郎さんの2年ぶりの映画復帰作という事でとても話題になっています。

伊藤健太郎さんは演技力が高いと評判で、若手俳優の中でも群を抜いていると言われています。

まだ24歳なので、これからもっともっと活躍されるでしょう。どんな俳優さんに成長するのか楽しみです。

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