メイのブログ Written by may

ウマ娘の新CMに出演の武豊騎手「桜花賞2022」はウォーターナビレラに騎乗

スポーツ

吉田鋼太郎さんと中村倫也さんが出演している「ウマ娘プリティーダービー」の新CMが4月10日から放送されますが、このCMには騎手の武豊さんとクリストフ・ルメールさんも出演することで話題になっています。

そこで、CM放送が開始される4月10日に「桜花賞」でウォーターナビレラに騎乗する武豊さんや今回騎乗するウォーターナビレラについての記事を書いていきます。

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武豊さんは新人最多勝記録を更新したすごい騎手!

武豊さんは滋賀県出身の1969年生まれで現在53歳です。

祖父は馬主協会元会長、父は元騎手・元調教師、弟の幸四郎さんも元騎手で現在は調教師をしています。筋金入りの競馬一家だったのですね。

祖父や父の影響もあり、小さい頃から競馬が大好きだった武豊さんの夢は「将来騎手となって日本ダービーで勝つこと」でした。とても小学生の子供の夢とは思えませんね。やっぱり環境って大事です!今もなお活躍している武豊騎手があるのはこの環境があったからこそだと思います。

1984年にJRA競馬学校に騎手課程第3期生入学、1987年に競馬学校を卒業しました。武豊さんは実技はもちろん馬学などの成績もよく学年トップで卒業を果たしました。毛並みの良さを感じずにはいられません。

デビュー後は新人最多勝記録を更新!

1987年2月に競馬学校を卒業した武豊さんは、念願の騎手デビューを果たします。

3月1日からレースに出場し、3月7日には初勝利を果たします。そして、9月12日には42勝目を挙げ、当時の関西新人最多勝記録を塗りかえてしまいました。

まだまだ続きがあります。10月11日には京都大賞典で重賞初制覇、11月14日には59勝目を挙げ27年ぶりに新人最多勝記録を更新しました。最終的には、69勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手を受賞しています。これが、1年目のことです。

まさに「レジェンド武豊騎手」の名がふさわしいですね!その後の活躍は皆さんご存知のとおりです。

桜花賞はどんなレース?武豊騎手は桜花賞歴代最多5勝!

桜花賞はG1と言われるレースの部類に入ります。G1レースにも色々ありますが桜花賞は3歳の牝馬だけが出走できます。つまりこれは「3歳女王決定戦」なのです。

この最高峰のレースで、武豊騎手は桜花賞歴代最多5勝の記録をもっています。

ダンスインザムード以来18年ぶり6回目の桜花賞を制覇することが出来るかどうかが注目です。

競馬のレースは馬の年齢と収得賞金の額によってクラス分けされている

クラスは上位からGⅠ、GⅡ、GⅢ、リステッド、オープン特別、3勝クラス、2勝クラス、1勝クラス、新馬・未勝利というように細かく分けられています。基本は、ひとつ勝つごとに上のクラスヘステップアップしていきます。

通常は2歳から3歳にかけての新馬(メイクデビュー)でデビューし、勝ち上がった馬は1勝クラスに進む→勝つごとに2勝クラス→3勝クラスというようにランクが上がっていきます。

桜花賞はG1レースなので、一番グレードの高いレースということになります。

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GⅠレースに出走できる競走馬はとても少ない

GⅠレースはオープン(全ての馬が走れるレース)の頂点です。全ての競走馬はG1で走ることを目標に騎手と共にひとつひとつ階段を上るように頂点を目指して頑張っています。

年間約7,000頭のサラブレッドが誕生していますが、GⅠホースの称号を得られるのはその中のごくごく一部だけです。ものすごい競争率のなか戦っているんですね。

桜花賞2022武豊騎手のパートナーは「ウォーターナビレラ」

桜花賞2022で武豊騎手のパートナーを務めるのは「ウォーターナビレラ」という名前の3歳の女の子です。

武豊騎手はこれまでウォーターナビレラに3回騎乗しています。その時の成績は、ファンタジーステイクス(GⅢ)→1着、阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)→3着、チューリップ賞(GⅡ)→5着

武豊騎手と武幸四郎調教師の兄弟で挑む桜花賞2022

桜花賞2022にはウォーターナビレラに騎乗する武豊騎手と、ウォーターナビレラの調教を担当している弟の武幸四郎さんの「武兄弟」で臨みますが、実はこのコンビは2度目なのです。昨秋に行われたファンタジーステイクス(GⅢ)→1着の時には、「兄弟コンビで重賞初制覇!」がとても話題になりました。

今回のレースへの期待も高まります。楽しみですね。

ウォーターナビレラのプロフィール

名前の由来

“ナビレラ”は韓国語で「蝶のように羽ばたく」という意味で、そこに冠名“ウォーター”を加え「ウォーターナビレラ」と名付けられました。

生年月日

2019年5月27日生まれ

性別

メス

出身

北海道浦河町の伏木田牧場

両親

父馬:シルバーステート(“未完の大器”と呼ばれたディープインパクト産駒)

※シルバーステート は怪我に悩まされましたが勝利した4戦では楽勝。関係者からは「無事ならば間違いなくG1タイトルのひとつでも獲っていただろう」と評価は高かった。

※ディープインパクトは様々な賞を受賞し、2008年には顕彰馬(中央競馬の発展に多大な貢献をした馬に与えられる賞)に選出された優秀な馬。

母馬:シャイニングサヤカ

※重賞、ビューチフル・ドリーマーカップで勝利、繁殖入りすると産駒はみな新馬勝ち。

競争成績

  • 2歳新馬→1着
  • サフラン賞(1勝クラス)→1着
  • ファンタジーステイクス(GⅢ)→1着
  • 阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)→3着
  • チューリップ賞(GⅡ)→5着

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ウォーターナビレラのコンディションは!?

調教担当の武幸四郎さんは「前走後は短期間の放牧に出してガス抜きを済ませ、帰厩後は順調な乗り込み。狙い通りに本番のGⅠへ向けてさらに調子を上げて臨めそう」とコメントしています。

上籠調教助手は「変わりなく順調にきています。枠(3枠6番)もいいところだと思いますし、テンションも上がることなくいい雰囲気ですね。どこからでも競馬はできますからね」「阪神マイルも3回目なので不安はない。(馬体重は)少し減ると思うけど絞れた分だから」とコメントしています。

準備万端整っているようですね。

桜花賞2022見どころ

2021年10月24日に「史上初となるJRA通算4300勝を達成した武豊騎手」と「ウォーターナビレラ」が4回目のコンビを組む桜花賞、武兄弟のG1初制覇なるか!?明日のレースが楽しみです。