メイのブログ Written by may

トップガンマーヴェリックの撮影秘話!トム・クルーズがこだわった”リアル”と続編まで36年かかった理由が分かる!

映画

みなさん、もう劇場で観ましたか?ヤバいくらいトムはかっこよかったです。還暦を迎えた方とは思えない・・・まだ見ていない人にはぜひ見ていただきたい!作品でした。

1986年に「トップガン」第1作目が公開され、まだあまり知られていなかったトム・クルーズを一躍ハリウッドスターへと押し上げました。

そして36年ぶりの続編となる「トップガン マーヴェリック」が5月27日から公開されます。

トム・クルーズは現在59歳、今年の7月に還暦を迎えますが、プロデューサーを務めたジェリー・ブラッカイマーも感心するほど、プロサッカー選手並みに日頃から体を鍛えています。

トム・クルーズが撮影の際、スタントを使わないことは知られていますが、今回も「CG合成のためのグリーンバックは使わないと決めていた」と言っています。

CGに頼らない「リアル」な映像だからこそ、映画館の中で私たちもハラハラドキドキしながらその臨場感を体験できるのだと思います。

トム・クルーズがこだわる「リアル」を実現するための撮影秘話と、続編までなぜ36年かかったのかをご紹介します。

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トップガンマーヴェリックでトム・クルーズがこだわった”リアル”!①「自分所有の戦闘機を使用」

今回の作品では、自身が所有する戦闘機P-51を使用していることを明かしています。

実は、映画冒頭の方に出てくる☝この戦闘機・・・トムの私物です。

自分で戦闘機を所有しているなんて・・規模が違いすぎてよく分かりません。

トムが持っている戦闘機は「P-51」!

だから、リアルが増すんですね。すごすぎる。。。

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トップガンマーヴェリックでトム・クルーズがこだわった”リアル”!②「8Gに耐えられる体を作る」

最高時速1900キロ以上で空を駆け抜けるF―18に乗るためには、重力の8倍に当たる負荷「8G」に耐えられる体が必要です。

今回の撮影に入る前に、トム・クルーズと他のキャストたちは3ヶ月以上に及ぶ飛行トレーニングを行いました。この訓練プログラムを監修したのもトム・クルーズです。

トム・クルーズは実際に操縦免許を持ったパイロットでもあります。

プログラムには水中訓練や航空機内の空間認識を高める訓練もあり、本物の軍人さながらの訓練でした。俳優たちは実際のパイロットと同じように曲芸のような飛行をすべてリアルに体験しています。

この訓練を乗り越えたキャストたちは、見事8Gに耐えられる体を手に入れ実際に戦闘機に搭乗しながらセリフを話すことができるようになったのです。

一歩間違えば大事故となってしまう戦闘機シーンの撮影のため、事前準備も大変だったと思います。

想像もできないですが、8Gは失神してしまうくらいのレベルのようなので本当に苛酷な訓練だったのだと予想できます。

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トップガンマーヴェリックでトム・クルーズがこだわった”リアル”!③「キャストが自分で撮影する」

コックピット内の映像は、撮影クルーが搭乗することができないので俳優自身にカメラを操作させました。

そのため俳優たちは演技の他に、照明や撮影・編集についても学ぶことになります。カメラのオンとオフの仕方・アングルやレンズの違いまで撮影に必要な知識も覚えなくてはいけなかったので大変だったようです。

8Gもかかる負荷の中、セリフを話しながら自分の撮影までするなんて本当に神業ですよね。この撮影に耐えた俳優陣に敬意を表したいです。

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トップガンマーヴェリックでトム・クルーズがこだわった”リアル”!④「日本製の超高性能カメラ使用」

戦闘機シーンの撮影では狭いコックピット内の撮影をするために、日本製の超高性能IMAXカメラを6台搭載しました。

このカメラは、トップガンマーヴェリックの撮影のためにSONYが開発したものです。バッテリーとカメラ本体を切り離せる構造だったため狭いコックピット内でも6台のカメラを設置することができました。

ちょっと鼻高々ですね。日本製は素晴らしいんだと改めて思います。

まるで自分がコックピットに乗ったような気分が味わえるのかな?と思うと、映画館の大画面で見るのが楽しみです。

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トップガンマーヴェリックでトム・クルーズがこだわった”リアル”!⑤「セットが壊れて1度きりの撮影」

セットが吹き飛ばされたシーンはこちら▼

ジョセフ・コシンスキー監督は、「ものすごい飛行シーンを撮るためにはデンジャーゾーンに入っていかなければならない」と語っています

ダークスターがエド・ハリスの上空を飛ぶシーンでは、警備員が常駐する小屋の屋根をはがしてしまうところが映っています。これは予定になかったことで、セットが壊れてしまったため、あの1回だけしか撮影ができませんでした。それが今作で使われています。

映画では、この写真の左側に建物があるのですが、戦闘機がエド・ハリスの上空を通過する時に建物の屋根がフワッと浮きました!!相当な爆風が吹いているのが分かります。あんな真下にいたら吹き飛ばされそうです。

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トップガンマーヴェリックでトム・クルーズがこだわった”リアル”!⑥「カメラを同時に22台使って撮影」


シーンによっては、地上・コックピット内外、別の飛行機からもからの撮影など、同時に22台のカメラで撮影することもありました。本作のために撮影した映像は800時間を超えたそうです。

自ら撮影した俳優陣や、撮影スタッフの本物を追求する努力のおかげで私たちは映画館で「まだ見ぬ世界を体験」できそうです。

22台のカメラと、800時間を超える撮影の編集は大変だっただろうな・・・と素人の私はそっちの方が気になってしまいます。

≫マーヴェリックを最上級に楽しむ方法は・・前作予習

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トップガンマーヴェリックでトム・クルーズがこだわった”リアル”!⑦「進化を待ち、追求を続ける」

第1作から36年の時を経てようやく完成した「トップガン マーヴェリック」その間も続編を熱望する声が絶えませんでした。これだけの時間がかかってしまった理由をトム・クルーズは次のように語っています。

  • 感動的なストーリーや魅力的なキャラクターが重要
  • 納得できる脚本が生まれるまで時間がかかった
  • 観客の皆さんが戦闘機のコックピットに座っているような感覚になる作品を作りたかった
  • そのために撮影技術や機材の進化が必要だった

トム・クルーズはパイロットでもあるので、実際に空を飛びながら見ている人がリアルを感じる撮影方法を考えたり、他の映画でオートバイや車にカメラを取り付けてどこにどのカメラを配置すればどんな風に撮れるのか追求してきました。

当時はアイデアはあっても技術面で実現できない事もたくさんあったようです。それが36年経った今、実現可能となりました

それもこれも見てくれるみんなにいいものを届けたい!というトム・クルーズの強い思いがあるからだと思いました。感動レベル・・トムの愛を感じます。

もう、絶対に見たい!!と思っちゃいました。

≫トップガンマーヴェリックの予習

トップガンマーヴェリックのあらすじ

アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。
かつてない世界の危機を回避する、絶対不可能な【極秘ミッション】に直面していた。
ミッション達成のため、チームに加わったのは、トップガン史上最高のパイロットでありながら、
常識破りな性格で組織から追いやられた“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。
なぜ彼は、新世代トップガンとともにこのミッションに命を懸けるのか?
タイムリミットは、すぐそこに迫っていた——

引用: トップガン マーヴェリック公式ホームページ

今作でマーヴェリックは教官として戻ってきます。生徒の中にはマーヴェリックがかつてタッグを組み、訓練中に命を落としたパイロットの息子もいます。父の背中を追いかけてきた彼はマーヴェリックに対し恨みを抱いていました。

他にも前作から引き続き出ているキャストもいます。この辺りがマーヴェリックとどのように絡んでくるのかもみどころのひとつです。

が、やはりここまで「リアル」にこだわるトム・クルーズとスタッフが作り上げた珠玉の一本を心ゆくまで堪能したい!と思わずにはいられません。

≫マーヴェリックを最上級に楽しむためには・・前作見るべし。